もはや今回はルウム編序章 #THE_ORIGIN
観賞手段:試写会、劇場
「白いモビルスーツが勝つわ」 かつて「ガンダムビルドファイターズ」にてアイラ・ユルキアイネンが登場時に発した台詞。もちろんそれはオマージュとしての台詞だったが、まさか先行上映イベントの朗読劇にて原点のその台詞自体を、しかも潘めぐみ嬢の見る前で演ずる事になろうとは、早見沙織の背負ったプレッシャーはどれほどのものだろう。 思い返してみれば、第1部にて超ベテランながらガンダム初参加の田中真弓、第2部で10代のキャスバルに挑んだ池田秀一、第3部でファースト当時でも女性ファンに大人気だったザビ家のプリンス・ガルマに抜擢された柿原徹也と、毎回ごとにプレッシャーを受けるキャストが目についた。 そもそもファーストガンダムありきのこの企画自体が常にプレッシャーを受け続けつつも、堂々完成した企画でも有るので、これもまたふさわしい姿であろう。 今回は「シャア・セイラ編最終章」と言われてはいるものの、セイラは登場せずに歴史上密かな初MS戦が描かれるなど、開戦直前を強く意識させる、実質的にルウム編の序章と言っても良い。この章で終ろうなどと言う気配は微塵も無い。次回への期待が増すばかりである。
- ストーリー
- 4.5
- 作画
- 5.0
- キャラクター
- 5.0
- 音楽
- 5.0
- オリジナリティ
- 4.5
- 演出
- 4.5
- 声優
- 5.0
- 歌
- 5.0
満足度
4.5
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2016-11-30 23:49:35