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ラストのアクションだれる

観賞手段:ビデオ/DVD
ネタバレ
エンシェンのデザインが東映動画っぽくてよかった。

エンシェン(実はココネのおかんと後でわかる。)がハートランドの工場で魔法をつかってカイゼンをしていたので、自動運転ソフトウエア以外で貢献したエピソードを対応してみてもくどくて良かったかも知れない。

ぬいぐるみもへんにいじってなくてかわいかった。

ココネの作る飯がうまそうだった。おとんの食い方もよかった。

ココネの親友眼鏡のお下げの娘がよかった。

おとんが逮捕されても、あまりインパクト(リアクション)がないココネが心配だった。

エンジンヘッドに敵対する「怪物」が現実世界で「何」に対応しているのか良くわからない。「怪物にやられる。」=「東京オリンピックでの自動運転まにあわない。(><)」としても無理があるように思える。

総じて、現実世界と夢による魔法世界の行き来は自然で見ていて疲れなかった。サイドカーの飛行シーンは良かった。

エンジンヘッドのなかで必死にペダルこいでいるのが、せこいパシフィックリムみたいで面白かった。ペダルこがされている兵隊(ハートランド・志島自動車社員)には誰かの労いの言葉がほしかった。

待遇上の問題で、独裁国家ハートランド、大企業志島自動車へのアンチ勢力が出てこないのは逆にすっきりして良かった。魔法世界側で、若い頃のおとんが給料天引きされた位の表現で丁度良かった。

ココネが志島自動車本社ビルに訪れたあと、本来クライマックスの物語世界のアクションが間延びして早く結末にいってほしかった。

新幹線のチケットや弁当と手配してくれた有志たちが、魔法世界で小人になっているのにはデザイン的に違和感があった。よくみると、最初のハートランドの件で小人姿で登場していた。

エンシェンがおかんに置き換わるのは、ウテナっぽくてよかった。なんとなく読めた。

エンドロールのココネのおかんの自動運転試験の件ーおそらく事故になる。-が最後までいってひょっとしてバッドエンドになるかスリルだった。加えて、なぜ、自動運転の最初の成功例がサイドカーだったということに対して理屈(設定)があったのであれば晒してほしかった。

タブレットが、現実世界と魔法世界をつなぐ鍵だという事は理解できるが、活躍しすぎはしないか?つまり、魔法世界側のデザインと違和感がないか?

ヒゲ男のなかの人が古田新太とはわからなかった。せっかくだから、もっとずっこけても良かったかもしれない。ヒゲ男とココネのタブレット争奪戦(自宅から空港)はスリルがあってよかった。ヒゲ男の畳でのすり足がよかった。
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ストーリー
4.5
作画
4.5
キャラクター
4.0
音楽
4.0
オリジナリティ
4.5
演出
4.0
声優
4.0
-
満足度 2.5
いいね(0) 2018-06-05 11:56:29

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