1回1回の中で何人もの演技が描かれていて、そのクオリティも尋常ではなく高い。
ストーリーがスケーティングの中でも語られるというのも映像媒体であるアニメとしては素晴らしい。
ディーン・フジオカさんのオープニングは間違いなく2016年のアニメの中でもトップクラスの曲。
まさにこのアニメは「History Maker」でした。
BLに片足突っ込んだようなファンサービス多めなプロットは人によっては抵抗感を覚えることでしょう。
主人公が20代で(20代には見えないが・・・)、学校の設定を避けたのも個人的には高く評価しています。
また、外国人選手をステレオタイプに描かず、しっかりとキャラクタライズされているのも好印象です。
キャラクターが記号化されていないのも良し。(人種や出身国で目の色や髪の色を指定している。)
一方で、ストーリーにおいて主人公達の成長に深みがあるのかと言われると疑問が残ります。そこまでドラマとしては描かずに、というのがディレクションなのかもしれません。
また、後半のスタッフクレジットを見れば明らかなように、わりと切羽詰まった感じで、もうちょっと余裕を持って制作してほしいなというところが映像面でみられました。
それでも、12話の間一切飽きさせることのない構成は見事としかいいようがありません。