あにめい太さんの評価レビュー
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観賞手段:テレビ禁酒法時代のアメリカを舞台にしたギャングのお話。 非常にシブい、ハードボイルドもので、こういう作品を制作するだけでも、まずはスタッフに拍手を送りたい。 ストーリーはかなりの骨太。脚本は岸本卓さん。この人はこういうの上手い。 ギャングものだけに、全体的に暗いムードが漂い続ける。毎回誰かが死ぬ。裏切りと殺人。その連続。派手なアクションシーンがあるわけじゃない。ただ、ひたすら、終末へ向けて破滅の道を突き進んでいく。そんなお話。 毎回見続けるのには、結構な忍耐力がいるかもしれない。でも、それを超えて、最終回まで観た時には、何か心に残るものがある。ひとつの長編映画のような感覚。 いい作品だったと思います。万人向けじゃないけど。
- ストーリー
- 4.0
- 作画
- 4.5
- キャラクター
- 4.0
- 音楽
- 4.5
- オリジナリティ
- 4.5
- 演出
- 4.0
- 声優
- 4.5
- 歌
- 4.0