あにめい太さんの評価レビュー

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孤立した状況における心理戦的群像劇

観賞手段:テレビ
ネタバレ
まだ10話で終わってませんが、だいぶ見えてきたので、レビューします。

本作のプロットをひと言で言うなら、アメリカのドラマで流行った「LOST」です。隔絶された場所で、大勢の人間が、何かの恐怖におびえながら、どういいった行動を取るか。その先にあるものは何か。という、群像劇です。

かなり多くのキャラクターが出てきます。LOSTの場合は、それぞれのキャラの過去のエピソードがしっかり語られ、なぜここに宿命的に集められたのかをひもといていきますが、本作もある程度はその方式に従ってます。ただし、全員は無理なので(本当は2クールくらいで全部やりたかったのかもですが)、ある程度の主要キャラのみとなっています。

正直、キャラが多く、それぞれがいろいろバラバラに動くので、、ストーリーにまとまりがありません。序盤は。でも、10話から急に話が動きます。まだ数回はあると思うので、どうやってこの話を収束させていけるのか、脚本家、岡田麿里の腕の見せ所ですね。期待してます。

(追記)
最終回見ました。

一応ちゃんとまとまってはいたけど、どことなくざっくりした感じだったかも。
いわゆる化け物の正体も、ああなんだ、そういうことか、というレベルで、割とどうってことなかった感じ。

やはり2クールくらいかけてじっくりやって、もう少し登場キャラの個性を見せながら、いろいろやったほうがよかったのかもしれません。

というわけで-0.5評価下げました。
あにめい太
あにめい太
ストーリー
3.5
作画
4.5
キャラクター
4.0
音楽
4.0
オリジナリティ
4.5
演出
4.0
声優
4.5
4.0
満足度 3.5
いいね(0) 2016-06-30 17:40:09

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