ろぼとーちゃんが面白かったので視聴した。
全体的な流れはよく、最後も綺麗に終わらせていた。
しかし最近のクレしん映画同様に流行りの芸人を使っており、今や消え去った芸人が何度も出てくるので違和感が大変あった。
クレヨンしんちゃんの様な息の長いアニメは数年後子供たちに見られる映画であることを自覚してほしい。
芸人を使うなら息の長い芸人を使ってほしい。またテレビでもほとんど見ない芸能人を使うのもやめていただきたい。
ましてやそれをメインのギャグとして扱ってはいけないと思う。
また、エンディングの曲が少し残念だった。クレヨンしんちゃんにああいった若い男のどちらかというと体育会系というか、そういうグループは似合わないと思う。
通常の感覚であればケツメイシをクレヨンしんちゃんに使おうとは思わないのではないか?
内容については、もう少し現実離れというか、壮大にしてもいいのかなぁ、と思う。
結局のところ舞台は個人の頭の中であり、こじんまりとした印象になっていた。
テーマは非常によかったと思う。ろぼとーちゃんが父の愛情であればこちらは母親の愛情をメインにしており、また安易な感動モノというよりも視聴者・子供達に訴えかける様な内容で、クレしん映画としては良作の部類と言えると思う。
戦犯は劇団ひとりかな…