初めの5話は文句のつけようがないくらい面白く、死ぬ際の表現など演出の光る作品でした。
5話以降はだらだらとありがちなファンタジーものといった内容で、その辺の中学生が作ったようなファンタジーに主人公が死ぬという設定が付け加わったのみ。その設定も何度か見たことがある気がしますが…
演出が素晴らしいので見続けることができましたが、2クールあたりから視聴が苦痛になりました。
延々と主人公が死ぬシーンを見せられ、その仕舞いにはエヴァを彷彿とさせる視聴者へのしょうもない説教が始まり、レムがそれをお母さんのようになだめ(流行りのバブみですか)、何故かレムより尺の少なかったメインヒロイン?が好きだとレムに伝え、元気になってやっとストーリーが進む。
青髪が捨てられるのが定番になってるのか知りませんが、あれだけ尺を使ったレムが最後は脇役みたいに終わって、この作品に男女関係必要だったかと。
外見だけ立派でしたが、終わってみれば中身は何もない、中学生向けのアニメのようだったなと。
あと、ラムが領主とイチャつくシーンがありましたが、必要ありますかあれ。視聴者を不快にするだけだと思うんですが。
一部でパクリだと騒がれている点もマイナスで(自分で確認してませんが)。