あまりに好きすぎて、原作も買ってしまいました
観賞手段:テレビ
今期のアニメの中では一番好きな作品。落語が好きなら間違いないです。
タイトルにもあるように、今期で主に扱う「八雲と助六篇」は昭和初期がメインの舞台。そこで繰り広げられる菊比古(後の八雲)と助六とのやり取りが最高に面白い。お互いに正反対の性格ながら、お互いを認め合って生きるその生き様は、まさにこの時代ならでは。そこへ絡んでくるみよ吉とのきてれつな三角関係。泥臭い人間ドラマが描かれます。そんじょそこらのマンガやアニメでは味わえない味わいです。
声優さんもいい仕事してます。菊比古役の石田彰さん、助六役の 山寺宏一さん、さすがです。落語の語り口なんかもよく勉強されてる。みよ吉役の林原めぐみさん、艶があってシビれます。ほかにも皆さんお上手な方ばかりで、この作品の雰囲気にぴったりと合ってます。とにかく雰囲気満点です。
主題歌もいいですね。OPは椎名林檎作で林原めぐみさんが歌う「薄ら氷心中」。EDは何とオールインストの「かは、たれどき」。いろんな意味で、従来のアニメの枠を超えた、大人の作品です。あまりに好きすぎて、原作コミックも買って読んでます。面白い!!
ぜひ2期も期待したいところです。
- ストーリー
- 5.0
- 作画
- 5.0
- キャラクター
- 5.0
- 音楽
- 5.0
- オリジナリティ
- 5.0
- 演出
- 5.0
- 声優
- 5.0
- 歌
- 5.0
満足度
5.0
いいね(2)
2016-03-07 15:37:13