あにめい太さんの評価レビュー

»一覧へ

どうにも大ざっぱすぎる感・・・

観賞手段:テレビ
ネタバレ
1期は最後かなり悲惨な終わり方をした本作だが、2期に入ると、1期の流れを受け継ぎつつも、実は・・・生きていた!的な始まり方をする。

まあ、それはいい。そういうこともあるだろう。

地球とヴァースとの戦いは新たな局面を迎えている。正直言って、ヴァース軍はめちゃめちゃ強いはずだが、なぜか地球側は五分くらいで分けている。主人公・イナホ君達の舞台は、転戦しながらも負けない。死者も出ない。ヴァース軍はなぜかだいたい単独行動でやってきて、ちょっとした隙を、イナホ君の素晴らしい頭脳と作戦によって突かれて敗れ去る。

まあ、それもいいだろう。イナホ君は強いのだ。汗ひとつかかずに、冷静に事を運べる、スーパーマンなのだ。

敵のヴァースの中では、いろんなことが起こっている。イナホ君の宿敵、スレイン君はなぜかものすごく悪役になっている。姫様への一種屈折した愛情によって、ヴァース軍を掌握しようと画策する。姫様の替え玉を使って。でも、当の姫様が目覚めてしまい・・・! この辺のストーリーはいいです! 少女マンガなどでも王道パターンですね。さて、どうする、スレイン君!

と期待をしたのですが、最後の数話で、姫様には裏切られ、なぜか地上で戦っていただけの地球軍に宇宙戦にもってこられて、しかもあっさりと侵入を許し、一気に劣勢に・・・。最後は自暴自棄になるスレイン君。ああ、哀れ。そして姫様は・・・。


このクライマックスへの持っていき方は、どうなんすか?? 虚淵さん。ちょっとあまりにも大ざっぱすぎる気がするんですけど・・・。
あにめい太
あにめい太
ストーリー
3.0
作画
4.0
キャラクター
3.5
音楽
4.0
オリジナリティ
3.5
演出
4.0
声優
4.0
4.0
満足度 3.0
いいね(0) 2015-03-30 21:11:09

ログイン/会員登録をしてコメントしよう!

コメント 1件
にゅまさん
にゅまさん
[2015-03-30 22:47:26]
些末な事ですいません。
 虚淵氏が関わったのは第1クール分の原案と1~3話の脚本までで、第2クールには関わっておりません。
 仮面ライダー鎧武とのスケジュールが重複した為、アルドノアは高山氏に託したそうです。
 3話までを振りかえると、もし虚淵氏が続投していれば…と思う事は多々あります。