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ヘヴィーオブジェクト~戦場にかわゆいものを置く理由~

観賞手段:テレビ
ネタバレ
OPカットにヒロインが格納庫の鉄板(タラップ)を駆け抜ける場面で、オブジェクトにペイントされたペット風のマークが出てきます。映画「Uボート」の船体にデザインされたかわいいカジキマグロ風のペットマークや、映画「フルメタルジャケット」の戦場で流されるミッキーマウスの歌とか....戦場にかわゆいものを置く演出は過去からあります。しかし、ヘビーオブジェクトのひろいん自身が、(あやなみれいっぽい無機質な?)かわゆいヒロインなので、メタ・メタ表現っぽくなっているような気がします。と・いうよりか冗長な表現。”かわゆさ”のダメ押し。もしくはしつこい演出?何をいっているかわかりませんが。(藁) 演出はそんな雰囲気です。

場面展開がものすごく早く、若干理解に苦しみます。クウエンサーとヘイヴィアは、さかんに戦術的な会話で物語を説明しますが、対立軸やそこにからむ勢力や相関関係が良くわかりません。おそらくラノベのダイジェスト版のような形でアニメが作られているのではないか?-と感じました。

「蒼き鋼のアルペジオ」の方はフル3DCGのようですが、こちらはオブジェクトのみが3DCG(フレーム)でキャラは手描きのような?オブジェクトの方が精密に描かれているので若干キャラの動きや荒さが目立ちます。しかし、カットのテンポが早いのでそれほど気になりません。手描きのパートの動画の枚数も比較的少ないのではないでしょうか?(特にopの格納庫内側からのクウエンサーとヘイヴィアのカットが象徴しているように。)

荒いところはけっこう目立ちますが、制約内でそれなりの品質を狙った野心的な作品だと思います。理屈っぽくなく楽しめる作品です。
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ストーリー
4.5
作画
4.0
キャラクター
3.0
音楽
4.5
オリジナリティ
3.0
演出
4.0
声優
5.0
5.0
満足度 4.0
いいね(0) 2016-01-12 21:07:22

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