よるなるさんの評価レビュー

主人公ともう１人の戦友が２人で巨大な兵器に立ち向かっていく物語なのですが、ちょっと主人公の凄さを後押しする設定が弱い。簡単に言ってしまえば、これまでみんな諦めていたことを多少の知識と熱血感でやってみたら成功したっていう展開の繰り返しです。本当に、なんでこれまで他の人がその程度の事に気が付かなかったのか、とツッコミたくなるような話で、それが１部隊の中、１つの戦場の中だけならまだしも、世界規模でその程度の事に気がつかないお間抜けな人類になっています。ハーレムモノの主人公が意味もなくハーレムの中心にいるような作品よりはマシという程度。

巨大兵器オブジェクトの設定に関しては結構好きですし、ヒロインや女上司のデザインや彼女らに関わる話はHな妄想を捗らせるに足る部分も含めて良かったです。１クールでは終わらないようなので、この先の展開に期待したい。

追記：
主人公が活躍出来る地盤にはこの作品の世界の常識的なモノがあることがある程度は説明されていたと感じた。時間が経てば対応されるんだろうけど、オブジェクトの戦いで歩兵の力を考慮する戦い方というのが奇抜すぎて信じられていなかったのだろう。1クール目で感じた違和感は2クール目で多少解消されたイメージ。