数あるジャンプ・アニメの中でも、
放映当時から今も変わらず
僕は「地獄先生ぬ〜べ〜」を激しく推しています。
wikiから拝借しますが、
友情、努力、勝利という
ジャンプ従来のコンセプトに加え、
ホラー、都市伝説、怪談、ラブコメディ、
教養、お色気など様々な要素を採り入れ、
バリエーションに富んだ展開と
個性豊かなキャラクターが繰り広げるストーリーに、
当時は広や郷子の生徒達の目線でドキドキハラハラし
大人になった今ではぬ〜べ〜の目線で、熱くなり、
その時々、いつも新鮮な感動をもらってきました。
そんな、音楽用語で例えるならば
ミクスチャー的な世界観は、
OP曲「バリバリ最強No.1」にも強く表れています。
この曲がリリースされた1996年、
ミクスチャーはすでに海外では
大きな盛り上がりを見せていたものの、
日本ではまだまだオーバー・グラウンドな
ポピュラーなジャンルではなかった時代に、
メタル×交響曲×ポップス、という
ミクスチャーの中でもかなり特異な掛け合わせが、
土曜日のゴールデンタイムに地上波放映される
大人気作品のアニメOP曲として
採用されたという事実は、
日本の音楽史において
もはや事件と言わざるを得ません。
思い入れが強すぎるので
これはあくまでも僕個人の見識ですが、
ミクスチャー・サウンドが日本でも
受け入れられるきっかけを切り開いた
金字塔作品であると思います。
ただただかっこよさのみを
追求することも出来たと思います。
しかし、あくまでも、
紛れもないポップス作品であることを
明確に根底に据えたからこそ、
当時の日本ではまだアンダーグラウンド
であったミクスチャー・サウンドが
万人に受け入れられ、
今でも聴き続けられる
名曲となったのです。
余談ですが、異彩を放つオリジナルMVは
公開から約30年が経った今でも
他の追随を許さない衝撃を与えてくれるので、
未体験の方は是非この機会に視聴してみてください。