えびぞーさんの評価レビュー
»一覧へ泣けない私は偏屈なのか?
観賞手段:テレビ泣かせアニメの最高峰ぐらいな勢いで絶賛されていますが、残念ながら私はそのビッグウェーブに乗ることが出来ませんでした。ストーリー、作画、音楽、キャラクターそれぞれ素晴らしいクオリティだったのですが、独白による心情描写が過剰に説明的で、視聴者に解釈の余地を許さない押しつけがましさが鼻につき、どうも素直に感動できなかったのです。状況の積み重ねと絵作りだけで十分にキャラクターの心情は伝わりますから、もっとセリフを減らして淡々とした演出に振っていれば素直に感情移入できたかもしれません。まあ、偏屈野郎のいちゃもんに近いというか、自分自身、損な見方をしてるなぁとは思いますが、泣きのツボは人それぞれなんで、中にはこんなヤツも居るってことで。 ちなみにこの作品とは対照的に、SHIROBAKOのずかちゃんアフレコシーンでは自分でもびっくりするほど激しく涙腺決壊し、今でも思い出しただけで目が潤んでくるほどです。 いい悪いではなく好みの問題ですが、やはり自分にはああいった「語らず語る」的な演出のほうが合ってるみたいです。
- ストーリー
- 4.0
- 作画
- 5.0
- キャラクター
- 4.5
- 音楽
- 5.0
- オリジナリティ
- 4.0
- 演出
- 2.5
- 声優
- 3.5
- 歌
- 4.5