惜しかったな、としか、言えない。
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これ、ノイタミナだったらしいです。ノイタミナと言えば、西尾維新もノイタミナ。ノイタミナはおしゃれなイメージがあり、センスがある作品を発掘してくるイメージもあります。UN-GOとかね。うんごって読みたくなりますね。
はい。それはさておき。この作品のネーミングは明らかに、森博嗣や西尾維新の影響がみられます。とりわけ、西尾維新ですね。そのせいで、パクリというレッテルを張られてしまったことがとても勿体ないですね。キャラクター造形や世界観では、かなり影響を受けているにしても、ストーリー性ではそれほど影響を受けていないような気がします。それだけにかなり発展する土壌があったような気がしますが、ヒロインが、家に縛り付けられていることがこの作品に制限を持たせてしまっていますね。それゆえに、ヒロインの魅力で勝負する作品のはずが、ヒロインの魅力は、「外見」と「声」しか楽しめないという。
あとは、ミステリ性が薄いところですね。西尾維新も一作目は頑張ってミステリやってましたが、この作品は最初からミステリ性がないのに、ミステリ性のある設定という感じで、命題と解が矛盾しているような感じになってしまっていました。ギミックの描写が多かったですが、本当に、咬み合わせが良ければ、大化けした作品と言えると思います。作者の次回作に期待ですね。
- ストーリー
- 3.5
- 作画
- 3.5
- キャラクター
- 3.0
- 音楽
- 3.5
- オリジナリティ
- 3.5
- 演出
- 3.0
- 声優
- 3.0
- 歌
- 2.5
満足度
3.0
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2019-03-27 03:33:50