ヒメキヌゲネズミさんの評価レビュー

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アニメ視聴オンリーでは分かりづらい設定も多いけど

観賞手段:テレビ
ネタバレ
11話までの視聴での感想となります。

1話から如月轟沈までの流れは、艦娘を紹介しつつ、無敵のヒロインじゃあない事を説明したいのかな、というようにとれました。
軍艦時代の轟沈の地の名前の付いた場所で、とやり過ぎなのかもしれない。
けれども、艦娘という存在が、そういう記憶を持っていて、運命に抗えないのかもしれないという意味ならば、アリだったとは思います。
駆け足すぎて、急に撃沈されたように見えるというのはありますが。

重い展開だけにならないように、と、コミカルなギャグ回をいれているものの、そうなると、逆にそんな世界観で轟沈して、居なくなってしまった如月は?
と思わなくもありません。

後半になって、ゲームのように、史実から離れた編成で戦うようになってきて、ようやく、艦これのアニメ化になったな、と私は思いました。
史実なぞるだけになったら、ただの軍艦の萌えキャラ変換だけというものですから。

作画では、巡航時や、旋回など、角度が変わりやすいタイミングで顔だちのバランスが崩れているのが気になる事がありました。
しばふさんのイラストの柔ら可愛いテイストを残すように頑張っているものの、最上さんが少し、どっちつかずになってしまったり、大井さんと北上様も、中途半端な場面があって、そこは残念。
あ、アニメ版吹雪ちゃんは、がっつりイメチェンしてますけれど、すごく可愛いので問題、ないですよ?
暁型駆逐艦4姉妹可愛いですし、足柄さんスタイル抜群で惚れ直しましたし、長門さんは凛々可愛いですし、良いですね。

OPED共に、作品のテーマソングとしてマッチしてますね。
特に、EDの吹雪は、沈んでいった艦の想いを絞り出すような歌い出しのように感じられて涙を誘います。
私は、この位、泣かせに掛かるEDが大好きです。

2クール位でゆっくりと説明&展開して、作画の綻びが無かったら、満点かな。
ヒメキヌゲネズミ
ヒメキヌゲネズミ
ストーリー
4.0
作画
3.0
キャラクター
4.5
音楽
4.0
オリジナリティ
3.5
演出
3.5
声優
4.5
5.0
満足度 4.0
いいね(0) 2015-03-26 08:04:07

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