ファーストガンダムすらロクに見ていない私。
ガンダム系自体に興味もありませんでしたし、地上波放送も無い地域でした。
ところが5歳になる息子がガンダムに興味を持ち、仕方なくPCの動画配信時に一緒に見ていたら、最終回で泣いてしまっていたのは私の方。
親子、家族、仲間、夢、協力、ライバル、成長、そしてほのかな恋心。
とにかく濃い30分。
そういった要素が全て内包された素晴らしい脚本です。
プラモデル(劇中ではガンプラと呼ばれる)同士の戦闘なので、戦争でもなく死人が出るわけでもなくなのに、やたらとアツい。
登場するキャラクターの数もやたらと多いんですが、キャラ同士の掛け合いも絶妙ですし、きちんと性格づけもされていてそれがブレない。
プラモデルというカテゴリなので、自由度が高く、リアル系のメカでは「?」となる動きも全て許されるという魔法のアイテム「プラフスキー粒子」の存在で押し切れる理屈。
そして何よりも、ガンダム好きでたまらないスタッフが描いた珠玉の映像の数々。
作画のクオリティも崩れることなく、最後まで走り切りました。
これには驚くとともに、感謝すら覚えました。
文句なく満点クオリティです。
親子で視れるという観点でも満点。
2クール目からのEDで減点1です。