オーソドックスな恋愛ものだけど、つい見てしまう魅力
観賞手段:テレビ
まだ終わってませんが、2クール後半まで見た感想です。
実は最初はそれほど期待しておらず、ストーリーもありきたりな大学生もの恋愛アニメなんだけど、これまでずっと見続けていることからして、本作には何かしらの魅力があるように思います。特に作画がいいわけでも、演出のテンポがいいわけでもないし、どちらかというと、普段の生活の心象をゆっくり語っていくような感じ(つまり、マンガとかに近い感じ)なのですが、それがかえって功を奏しているような気もします。変にお色気とかギャグとかに走らず、淡々と、でも確実にストーリーを展開していく。登場人物も限定されているし、その中の細かい心の葛藤とかを丁寧に描いているのがいいのかもしれません。
なお、ヒロインの加賀香子は、典型的なお嬢様キャラですが、案外弱くて、思ったよりも嫌みのないいい子だったり、恋敵と目される林田奈々も割とさっぱりしているなど、ドラマとしてはおもしろみに欠けますが、結局悪い人がいないので、それで何となく爽やかな感じがあるのかもしれません。
最後まで見ないとわかりませんが、不思議な魅力を持った作品です。
- ストーリー
- 4.0
- 作画
- 4.0
- キャラクター
- 4.0
- 音楽
- 3.5
- オリジナリティ
- 4.0
- 演出
- 4.0
- 声優
- 4.0
- 歌
- 3.5
満足度
4.0
いいね(0)
2014-02-12 13:43:17