惡の華

3.0好き嫌いが分かれそう

なうこ

普通のアニメとは違って、とにかく人や物がヌルヌル動きます。斬新さがあって面白いのですが、強い違和感を覚える人もいるかもしれません。主人公の春日くんにはわりと感情移入することができました。教室や街並みが全体的に暗く、ストーリーだけではなく画面そのものにも陰鬱とした雰囲気を感じました。

3.5非常に尖がったアニメだった

水素

とりあえずロトスコープアニメという事で見て見ました。モデルの動きをカメラで撮影し、それをトレースしてアニメーションにする手法です。思春期の子供の恋愛感情や葛藤等をわりと丁寧に描けていたと思います。変態性が話題先行しているが多感な子供達の心理描写も良かったと思う。何よりも主人公枠の中村のキャラがぶっ飛んでいてとても良く、声優のさんの演技も素晴らしかった。ただ原作漫画を見ている自分としては作画を頑張って欲しかった。漫画では顔は割とかわいい中村がアニメでは驚くほどぶさいくに・・・これも演出かと思います... >>続きを見る

4.0尖ってる

フウライチョウチョウウオ

ロトスコープで作られた独特なビジュアルに、とんがったストーリーと世界観。ニコニコ動画で配信されていたのをコメントを付けながら見ていた時はとても面白かったです。改めて作品だけ見たら、どうなのかなぁ？とは思ってしまいますが。作品は尖ってますが、演出的にはとても見やすい感じに作ってあると思います。

3.0全ては見てないので。

きぐん

作画のタッチが合わずきってしまった。面白いと感じるところまで見てないので、ちょっと残念だけど見ながら我慢出来なかった。楽しいと思うのは人それぞれ違うので、気になった人は見てみて下さい。合う人・合わない人選ぶ作品だとは思います。

3.0面白さが紙一重

はちえる

ロトスコープで話題になった悪の華を見ました。全体的にテンポが遅く、もどかしいというか、退屈な部分もあります。ロトスコープでの表現も、慣れていないので違和感がありとっつきにくい印象を持ちました。ただ、それはアニメとしてであって、この作品を表現する手法としては悪くないものだと思います。退屈と思える時間も、登場人物の心情を考える時間、表現も、異質なものを表現するのによく当てはまるとも思います。アニメとすれば退屈で、作品としてはそれなりに面白い、まさに紙一重だと思いました。

3.0動きが少なく退屈

mozzc

ロトスコープによる表現がうんぬんにつられて何度か観ました。このアニメ、内容以前にとにかく動きが少なく、退屈な時間が多かったです。ロトスコープは手間がかかるという話ですが、それがマイナスに働いたとしか思えませんでした。ベースとなる実写がアニメの演出に制約をかけてしまったように見えます。

5.0唯一無二の作品

soiboshi

似たり寄ったりな印象を受けてしまう作品があるなかで、唯一無二の雰囲気を醸し出している傑作。ロトスコープという手法も作品に大変マッチしていて、人間だからこその動きやストーリイの生々しさをうまく描いていた。コミックスを普通にアニメ化していたら別物になっていただろう。それぐらい、確固たる世界観を構築できている作品。コミックスはコミックスで楽しめばよい。しかし、このアニメの持つ昏さやいたたまれない感じ、思春期ならではの葛藤に、多くの人に触れていただきたく思う。続編を強く望みます。 >>続きを見る

5.0原作を読まずに観ることをオススメします

きゅ～＠強襲旋律

最終話を見終わってから原作を読みましたが、原作の世界観を壊さず、さらにアニメにする意味をもたせるには・・・とゆーことにこだわった作品であると感じました。スローな展開もあえての演出であって、そーすることでより話に深みがでているし、毎回驚きの連続で、放送日が楽しみでしかたなかったです。サクサクとストーリーだけ楽しみたいなら原作で充分ですが、あの世界観にどっぷり浸かるにはやはりアニメ！！！ただし・・・連続で観ると疲れますｗ　(⊿・∀・)⊿ ﾃﾞｩｸｼ!!(⊿・∀・)⊿ ﾃﾞｩｸｼ!!

5.0アニメの可能性を感じさせてくれた希有な良作そして問題作

あにめい太

2013年春アニメ一番の問題作。放映当初から「全編ロトスコープ」という制作手法がいろいろ話題となり、賛否両論巻き起こった。しかし、結果としてこの手法は、本作が持つリアリズムを極限まで生かした手法となった。群馬県桐生市という実在の地方を舞台とし、実写的なタッチで描かれる背景。ロトスコープで描かれた、妙にリアリティのあるキャラクター。これまでに見たことがない世界がそこに広がって、本作が元々持っていた毒々しいまでのリアリティと融合することで、得も言われぬ世界観を醸し出していた。日和見的なアニメ作品が多... >>続きを見る