2クールを生かした良作だったと思います。
観賞手段:テレビ、CS/BS/ケーブル
侵略者と闘う設定、ストーリーは使い古された印象、ありがちだったかも知れません。
が、シンプルゆえに破綻がなく、最後まで話の軸がブレることなく
維持出来ていたと思いました。
作画に関しては、戦闘シーンやロボット、エフェクトについては申し分ありません。
キャラクターの作画は、崩れている様で崩れていない絶妙のバランスを
保っていました。戦闘やロボ系に重点を置いていたとすれば、この方針は
正解だったと思いました。
キャラクターに関しても、主要キャラ5名(途中から6名か)の個性が、それぞれ
立っていて、上手く構成されていたと思いました。
渡辺俊幸さんが手がけた音楽も、SFモノ、ロボットモノとして、
作品の世界観と合致していて良い出来でした。
登場するロボット等の機構にオリジナリティを感じました。
スナイパー型の機体には「この基軸、機構は新しいな」と関心しました。
演出も秀逸だったと思います。終盤のチームドーベルマンの活躍、
悲劇は印象に残りました。
参加声優も豪華で、声優が本業では無い方達が参加されていましたが
演技は上手かったと思います。番宣実写番組(総集編)内で
日笠陽子さんと井口裕香の会話中に出てきた「声優じゃないのに、あの演技が
出来るとか。私達おまんま食いあぶれちゃう」的な発言も言い得て妙でした。
歌に関して。前期の昆夏美さんは石川智晶2号的な印象で
何故OPに起用されたのか、少し疑問に感じていました。
EDの石川智晶さんが歌うには、OPがは少々キツイ歌なので
後継的に、昆夏美さんを起用した様にも感じました。
逆に、後期の方が、ゲーム畑の作曲家が手がけていたためか
肩の力が抜けた印象で良かった様に思いました。
1クールの作品が主流の中で、2クールでじっくり楽しめる作品となっていました。
今後は2クールの作品が主流になるのも良いかもしれません。
- ストーリー
- 5.0
- 作画
- 4.0
- キャラクター
- 4.5
- 音楽
- 5.0
- オリジナリティ
- 5.0
- 演出
- 4.5
- 声優
- 4.5
- 歌
- 4.0
満足度
4.5
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2013-10-26 18:55:48