インテルの新型倍率ロックフリーモデル「Core i7-4790K」「Core i5-4690K」が発売に!

2014年06月26日 11:210

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Devil's Canyonの開発コードで呼ばれていた、Intelの第4世代Coreプロセッサーの新しい倍率ロックフリーモデルとなる、「Core i7-4790K」と「Core i5-4690K」がついに発売となった。

秋葉原での店頭価格は、「Core i7-4790K」が約40,000円、「Core i5-4690K」が27,000円前後。



Devil's Canyonでは、CPUコアとヒートスプレッダをつなぐ熱伝導素材「Thermal Interface Material」(TIM)を、ポリマー素材を用いた「Next-Generation Polymer Thermal Interface Material」(NGPTIM)に変更して、熱の伝達量を改善。また、ピン側に配置されているキャパシターを追加することで、電源供給の効率化を図った。

熱伝達量のロスを少なくするとともに、CPUダイへの電源供給を円滑化して、オーバークロック時を含む動作クロックを引き上げたのが、Devil's Canyonの大きな特徴だ。

特に最上位モデルの「Core i7-4790K」は、従来の「Core i7-4770K」に比べて、動作クロックが500MHz向上。TDPは88W(i7-4770Kは84W)と若干上昇したが、定格クロックで全コア4GHzを達成し、TurboBoost時最大クロックは4.4GHzを実現している。

なお、製造プロセス(22nm)、L3キャッシュ、対応メモリー、内蔵GPUなど、その他の仕様は従来と同じ。各モデルの主な仕様は以下のとおり。

「Core i7-4790K」
4コア/8スレッド、クロック定格4.0GHz/TB時4.4GHz、L3キャッシュ8MB、HD Graphics 4600、TDP 88W
「Core i5-4690K」
4コア/4スレッド、クロック定格3.5GHz/ターボ時3.9GHz、L3キャッシュ6MB、HD Graphics 4600、TDP 88W

各店の価格は随時追記予定。

「Core i7-4790K」
35,580円(税抜):ソフマップ秋葉原リユース総合館
36,480円(税抜):ツクモeX.パソコン館
36,480円(税抜):ドスパラパーツ館
39,270円(税込):東映ランド
39,270円(税込):パソコンハウス東映
39,270円(税込):パソコンショップアーク
39,280円(税込):BUY MORE秋葉原本店
39,388円(税込):ZOA秋葉原本店

「Core i5-4690K」
24,780円(税抜):ソフマップ秋葉原リユース総合館
25,280円(税抜):ツクモeX.パソコン館
25,280円(税抜):ドスパラパーツ館
27,270円(税込):東映ランド
27,270円(税込):パソコンハウス東映
27,270円(税込):ZOA秋葉原本店
27,270円(税込):パソコンショップアーク
27,280円(税込):BUY MORE秋葉原本店


ちなみに、BUY MORE秋葉原本店では、さっそく殻割り。カウンターにて展示されている。NGPTIMはペースト状のものだった
殻割り BUY MORE秋葉原本店では、殻割りしたi7-4790Kとi7-4770Kを比較展示中。ヒートスプレッダの裏面も展示されており、TIMとNGPTIMが確認できる
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見た目だけでは違いがわからない「Thermal Interface Material」(TIM)と「Next-Generation Polymer Thermal Interface Material」(NGPTIM)。リキプロ化での伸びしろも気になるところだろう。ちなみに、殻割りは自己責任となるので要注意

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