1080p(60fps)対応のUSB3.0ビデオキャプチャー! エスケイネット「MonsterX U3.0R」発売

2013年08月06日 21:030
ツクモeX.パソコン館ではデモ機が展示されている

※本コンテンツはアキバ総研が制作した独自コンテンツです。また本コンテンツでは掲載するECサイト等から購入実績などに基づいて手数料をいただくことがあります。

USB 3.0対応のHDMIビデオキャプチャー「MonsterX U3.0R」がエスケイネットから発売された。


「MonsterX U3.0R」は、HDカメラやゲーム機などのHDMI出力される映像をパソコンで表示/取り込み出来るHDMIビデオキャプチャー。最大入力解像度は1920×1080p(60fps)。圧縮せずにそのまま取り込める非圧縮転送タイプとすることで、サードパーティーのソフトでも使用できるようにした。実際に動画配信ソフトとして、UstreamProducerやNiconico Live Encoderへの対応をうたっている。

また、HDMIパススルー出力に対応し、別の液晶モニタやTVにリアルタイム出力が可能。PC画面とサブ画面でほぼ遅延なく表示できるのも魅力だ。

  • 筺体はとてもシンプル。メーカーロゴなども見当たらない、黒一色のボディとなっている

  • リアには、入力用HDMI、出力(パススルー)用HDMIがそれぞれ1基搭載されている

  • 出荷候補版のサンプル基板。製品版では部品が一部異なるが、ほぼ同じ構成になっているという。回路は自社設計とか

  • 外部スイッチが用意されているが、別売となり発売日は未定

付属ソフトでは、入力映像のプレビューのほか、録画開始・停止、静止画キャプチャー(BMP形式)が可能。別売のスイッチ(発売日未定)を併用すれば、スイッチポンで、録画開始・停止、静止画キャプチャーを実行できる。なお、入力映像は自動的に認識される。HDCP対応。


主な仕様は、映像入出力はHDMI×2(入力1/出力1、パススルー対応)、映像入力解像度は1920×1080p 60/30/24fps、1920×1080i 60field、1280×720p 60fps、720×480p 60fps。録画形式はAVI。電源はUSBバスパワー。本体サイズは133×89×29mm、重量約150g。

ちなみに、推奨のストレージ構成は、「RAID 0対応、Serial ATA2.0以上対応および500MB/sのリード/ライト速度対応のハードディスク装置」とされている。1時間あたり録画容量目安は、1080p 60fpsが約900GB、1080p 30fpsが約450GB、1080p 24fpsが約360GB、720p 60fpsが約400GB。

なお、USB 2.0接続は非対応。USB 3.0コントローラーは、Intel製もしくはRenesas製が推奨されている。Etron製、FrescoLogic製、VIA製は動作対象外。また、USB 3.0を増設している場合は、PCI Express 2.0対応でないと、高解像度での映像表示ができないとされている点に要注意だ。

USB 3.0対応の外付けHDMIビデオキャプチャーは、BlackmagicDesignなどからすでに発売済みだが、非圧縮で1080p(60fps)の録画/再生に対応したモデルは希少。高画質な映像を保存/配信したい場合は、気になる存在といえるだろう。現在、ツクモeX.パソコン館には、デモ機が設置されているので、興味のある方は一度立ち寄ってみるのもいいかもしれない(展示期間は未定)。

価格は20,800円。販売ショップは、ツクモeX.パソコン館、ドスパラパーツ館、オリオスペック。

画像一覧

  • 筺体はとてもシンプル。メーカーロゴなども見当たらない、黒一色のボディとなっている

  • リアには、入力用HDMI、出力(パススルー)用HDMIがそれぞれ1基搭載されている

  • 出荷候補版のサンプル基板。製品版では部品が一部異なるが、ほぼ同じ構成になっているという。回路は自社設計とか

  • 外部スイッチが用意されているが、別売となり発売日は未定

  • 設定画面はシンプル

  • キャプチャー設定画面

  • 付属ソフトでは入力映像を自動認識し、それにそったウィンドウサイズとなる

  • ツクモeX.パソコン館のPOPでは、「キャプチャ界期待の新星」として紹介されている

  • ツクモeX.パソコン館ではデモ機が展示されている

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