24ベイNASに最適な高耐久HDD! WesternDigital「WD Se」発売

2013年07月06日 15:400

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ハイエンドNASやデータセンター向けとされるWesternDigitalの3.5インチHDD「WD Se」が登場。容量4TB/3TB/2TBの3モデルが発売となった。



「WD Se」は、年中無休稼働(24時間365日)のデータセンター向けを想定して設計されたという、高耐久/高信頼性が特徴のSATA 6Gbps対応3.5インチHDD。

企業用の大規模データセンター向けHDDとされる「WD Xe」や「WD Re」シリーズと、6ベイまでの小型/家庭用NAS向けHDDとされる「WD Red」シリーズの間を埋める、中規模データセンターなどを対象にしたモデルだ。

使用環境は、6ベイ以上の外付けNASから24ベイのラックマウント型NASを想定。多数のドライブを搭載したときに発生する振動と共振から、データを守る各種機能を備えている。

主な機能は、線形振動と回転振動をリアルタイムに補正する「RAFF回転振動キャンセルテクノロジー」、わずかな衝撃も自動的に検出して補正を行いデータを保護する「多軸衝撃センサー」。また、読み書き時にシステムが起因する振動を低減するほか、両端のモーターシャフトを保護することでプラッタを安定化しトラッキングの能力を高める「StableTrac.」なども搭載する。

そのほか主な仕様は、デュアルプロセッサ、回転数7200rpm、キャッシュ容量64MB。最大内部転送速度は、4TBが171MB/s、3TBが168MB/s、2TBが164MB/s。消費電力は、シーケンシャルリード時9.5W、シーケンシャルライト時9.1W、ランダムリード・ライト時9.5W、アイドル時8.1W。

なお、「WD Red」と比較したときに、「WD Se」はMTBF(平均故障間隔)や消費電力で劣るものの、一方で転送速度や保証期間は上。価格は約1.7倍と高価だが、双方ともに一長一短あり、どちらを選ぶかは何を重視するかで変わる。

ただ、機能面では「WD Se」の方に分があり、シングル構成だけでなく6台以上の複数ドライブ構成時でも気になる存在といえるだろう。

価格は、4TBが30,980円、3TBが23,980円、2TBが16,480円。販売ショップは、ツクモeX.パソコン館。

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