鉄道員の業務を体験できるツアーが発売に! 臨時列車ダイヤ作成、運行車両選定、編成会議、車内放送、ドア扱い、車庫見学など

2013年01月31日 14:460

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鉄道員の業務を実際に体験できるというツアー商品「鉄道員体験プログラム」が1月30日に発売となった。

 

 

 

これは、日本旅行と茨城県の「ひたちなか海浜鉄道」が販売するツアー商品。


ひたちなか海浜鉄道湊線は、ひたちなか市と茨城交通が出資する、全長14.3kmの第3セクター鉄道。常磐線勝田駅と阿字ヶ浦駅を結ぶ路線で、今年で開業100周年を迎える。路線の半分が鹿島灘沿いを走っており、線路は大部分が海岸から1km程度内陸であるため、東日本大震災では津波の直撃こそ免れたが、一部区間で路盤が損傷。約4ヶ月に渡って全線で運行を中止した。その後は、厳しい環境ではあるが、地域と行政に守られ、多くの人の支援を受けて着々と利用者増と収支改善に成功しているという。


使用車両は、7両のうち5両が廃止になった私鉄や第3セクターで活躍していたもので、最古参は今年製造50年を迎えることでファンにはおなじみ。全国から熱心な鉄道ファンが訪れるため、彼らによる運賃や物販収入も会社運営の基盤になっている。


そこで今回、「いばらき旅行需要創出事業」商品として、ファンが一度は体験してみたいという夢の鉄道員プログラムを商品化。ツアー参加者は1泊2日の間に、入社式、臨時列車ダイヤ作成、運行車両選定、編成会議、貸切列車乗車、車両清掃、車内放送、ドア扱い、車庫見学など、鉄道員の実際の業務を体験することができる。


概要は以下のとおり(※次のページへ)。

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