東京国際アニメフェア2013(TAF2013)開幕! 「パトレイバー」ついに実写化、インド版「巨人の星」開始、「蒼きウル」20年ぶり再始動など
「東京国際アニメフェア2013」(TAF2013)が3月21日に東京・有明の東京ビッグサイトにて開幕となった。開催は24日まで。
「東京国際アニメフェア」は、東京国際アニメフェア実行委員会(委員長:猪瀬直樹東京都知事)が主催する、世界最大級のアニメーション総合イベント/見本市。2011年に東京都青少年健全育成条例改正案の一件で大手各社が揃って出展を拒否して「アニメ コンテンツ エキスポ」(ACE)という対抗イベントを立ち上げたため、今後の開催が不安視されていたが、2012年は216社(2011年は244社)が参加し、「震災復興」をテーマにした特別展示などで注目を集めていた。
11度目の開催となる今回は、国内外から223社のアニメーション関連企業/団体が参加。TVアニメ放送開始50周年にちなんで、50年間を年表で振り返る特別展示が行われ、特に「鉄腕アトム」は複製原稿やセル画など当時の貴重資料も公開されていた。
このほかの注目ポイントは、「宇宙戦艦ヤマト」「ドラゴンボール」「ルパン」「パトレイバー」など往年の名作の人気再燃、STUDIO4℃とトヨタの「PES」コーナー、サテライトのバーチャルカメラ技術体験コーナー、ガイナックスのアニメ制作現場紹介コーナー、菓子メーカーやコラボカフェの出店など。また、これまで著作権問題の観点から禁止されていた"一般来場者のコスプレ"がついに解禁。更衣室やコスプレエリアが設けられるほか、世界中からコスプレイヤーが集まるイベント「世界コスプレサミット」の日本代表を決める予選会も行われる。
開催は、21~22日が業界関係者向けのビジネスデー、23~24日が一般客が入場可能なパブリックデー。ビジネスデーにはシンポジウムや商談が、パブリックデーには声優/アーティストによるイベントが実施される。4日間で10万人前後が来場する見込み(2010年:13.2万人、2011年:中止、2012年:9.9万人)。
次のページからは注目ブースをご紹介! (※随時追加していきます)
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