ハリウッド実写映画版「宇宙戦艦ヤマト」、2018年には公開! 監督は米アカデミー賞脚本賞受賞のクリストファー・マッカリー

2014年09月08日 11:000

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名作アニメ「宇宙戦艦ヤマト」のハリウッド実写映画化が正式決定。「STAR BLAZERS」(仮題)として、製作が本格始動した。

 

 


これは、日本で1974年にTV放送がスタートし、1975年の再放送時に視聴率50%超えをたたき出す大ブレイクを遂げ、劇場版も連作大ヒットとなった名作アニメ「宇宙戦艦ヤマト」のハリウッド版。「宇宙戦艦ヤマト」は、アメリカでは、「STAR BLAZERS」として1979年9月から1984年4月までTVシリーズが放送され、多くのファンを生み出した。


今回のハリウッド実写映画化企画は、「ワルキューレ」「アウトロー」「ユージュアル・サスペクツ」などのヒット作を連発してきた映画監督のクリストファー・マッカリーさんが、自身の夢だった"ヤマトの実写映画化"を実現させようと、縁の深い映画製作会社「スカイダンス・プロダクションズ」に企画を持ち込んだところからスタート。配給はハリウッドのメジャースタジオになる予定で、大規模な世界配給に向け、巨額の製作費が投じられるビッグプロジェクトとして始動したという。スカイダンス・プロダクションズが手掛けた大型作品「ミッション・インポッシブル」「スタートレック イントゥー ザ ダークネス」の予算規模に匹敵する超大作になる可能性が高い。そして、マッカリー監督は、現在撮影中の「ミッション・インポッシブル5」が完成し次第、「STAR BLAZERS」の制作に本腰を入れる予定。「ユージュアル・サスペクツ」で第68回アカデミー賞脚本賞を受賞している実力派だけに、世界の期待も高い。


なお、プロジェクトには日本人も参加。「宇宙戦艦ヤマト」のプロデューサーである西崎彰司さんが製作総指揮として加わるという。ハリウッドにおいて、これは異例中の異例の人事であり、日本カルチャーに対する真っ直ぐな姿勢とヤマトにかける本気さが垣間見える。近年、「トランスフォーマー」「ゴジラ」など、日本のアニメ/ゲーム/特撮作品などのハリウッド実写化版が世界的なヒットとなる成功例が続いており、ハリウッドがますます日本の作品に注目することは間違いなさそうだ。

 

 

・クリストファー・マッカリー(監督)コメント
「好きなキャラクターは沖田艦長と地球防衛軍の斉藤隊長です。」「このような素晴らしい作品をまかせてもらえるなんてすごく光栄です。日本で公開されるのが待ちきれません。みなさんにお会いできるのを楽しみにしています。」


・デイビッド・エリソン(スカイダンス・プロダクションズCEO)コメント
「(公開時期について)はっきりとは言えないが、2017年か2018年には公開したいと思っている。」「素晴らしい登場人物、アクション、ストーリーをベースに、現在のテクノロジーとマッカリー監督の才能を組み合わせたら良い作品になることは間違いないですよ。」




参考)「宇宙戦艦ヤマト」シリーズの歩み

1974年10月 宇宙戦艦ヤマト(TVシリーズ)
1977年8月 宇宙戦艦ヤマト 劇場版(劇場作品)
1978年8月 さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち(劇場作品)
1978年10月 宇宙戦艦ヤマト2(TVシリーズ)
1979年7月 宇宙戦艦ヤマト 新たなる旅立ち(TVスペシャル)
1980年8月 ヤマトよ永遠に(劇場作品)
1980年10月 宇宙戦艦ヤマトIII(TVシリーズ)
1983年3月 宇宙戦艦ヤマト 完結編(劇場作品)
2009年12月 宇宙戦艦ヤマト 復活篇(劇場作品)
2010年12月 SPACE BATTLE SHIP ヤマト(実写映画)
2013年4月 宇宙戦艦ヤマト2199(TVシリーズ)
2014年10月8日 宇宙戦艦ヤマト2199 追憶の航海(特別総集編)
2014年12月6日 宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟(劇場作品)



 

(c)西崎義展/2014宇宙戦艦ヤマト2199製作委員会 映画「宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟」12月6日公開
(c) 2014 Skydance Productions, LLC.

画像一覧

  • クリストファー・マッカリー(監督)

  • デイビッド・エリソン(スカイダンスCEO)

関連作品

宇宙戦艦ヤマト2199

宇宙戦艦ヤマト2199

放送日: 2013年4月7日~2013年9月29日   制作会社: AIC/ジーベック
(C) 2012 宇宙戦艦ヤマト2199 製作委員会

宇宙戦艦ヤマト

宇宙戦艦ヤマト

放送日: 1974年10月6日~1975年3月30日   制作会社: オフィスアカデミー
キャスト: 納谷悟朗、富山敬、仲村秀生、一龍斎春水、青野武、永井一郎、緒方賢一、伊武雅刀、平井道子、木村幌
(C) 東北新社

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