杉浦日向子「百日紅」、原恵一とProduction I.Gがアニメ映画化! 葛飾北斎/葛飾応為を中心とした江戸の娯楽群像劇

2014年04月25日 10:000

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アニメ映画「百日紅」の制作が決定した。




「百日紅」(さるすべり)は、江戸風俗研究家/マンガ家/文筆家である故・杉浦日向子さんの代表作「百日紅」を原作とした長編アニメ映画。江戸の浮世絵師として一世を風靡した葛飾北斎、裏側で北斎を支え続けて自身も浮世絵師として後に北斎名義で大量の作品群を残したと言われている娘・お栄(葛飾応為)を中心に、絵を描く人間たちと江戸に生きる町人たちとの交流を描いた娯楽群像劇となる。

 

監督は、「河童のクゥと夏休み」「カラフル」などのアニメ映画のみならず、「はじまりのみち」で実写にも挑戦して国際的に高い評価を得ている原恵一さん。アニメーション制作は、Production I.G。作品完成は2014年内の予定で、日本公開は2015年内。


なお、アニメ版カンヌ映画祭ともいえるアニメ映画の祭典「アヌシー国際アニメーション映画祭」(今年は6月9日~14日)で原恵一さんが本作の製作発表を行う予定。



・原恵一(監督)コメント
杉浦日向子さんの作品の中でも、特に「百日紅」は現実と幻想、人の生死や日常、季節の移り変わりが、とてもリアリティある描写で描かれていて、画面も変化に富んだ作品が作れると感じました。本作を映像化するにあたって、現実味のある「時代劇」にしたいと思うのと同時に、杉浦日向子さんという素晴らしい作家のことをもっと知ってもらえたら嬉しいです。


(C) 2014 杉浦日向子・MS.HS/「百日紅」製作委員会

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百日紅~Miss HOKUSAI~

百日紅~Miss HOKUSAI~

上映開始日: 2015年5月9日   制作会社: プロダクションI.G
(C) 2014 杉浦日向子・MS.HS/「百日紅」製作委員会

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