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1月スタートのTVアニメ「ウィッチクラフトワークス」だが、先行上映イベントが12月29日に行われた。
「ウィッチクラフトワークス」は、水薙竜さんによるマンガ(「good!アフタヌーン」連載中)を原作としたアニメ作品。総勢30人以上の魔法少女たちが繰り広げる学園ラブコメで、2012年11月のアニメ化発表から徐々に注目度が高まっている。アニメ版は、水島努さんが監督・シリーズ構成を務め、アニメーション制作はJ.C.STAFFが担当する。このほかのスタッフやキャストは作品詳細にて。
放送開始に向け、12月29日にシネマート新宿・スクリーン1で先行上映イベント「~火々里さんの香りとともに…~」を実施。"ヒロイン・火々里綾火の香りを体感できるイベント"と銘打たれたように、ロビーには綾火をイメージしたフレグランスが展示され、実際に上品で清廉な綾火の香りを堪能することができ、華やかな雰囲気の中でイベントはスタートした。
イベントは、魔女のひとり・倉石たんぽぽ役の井澤詩織さんをMCに、主人公・多華宮仄役の小林裕介さん、ヒロイン・火々里綾火役の瀬戸麻沙美さん、主人公の妹・多華宮霞役の茅野愛衣さんの4名で進行。今作が初主人公&イベント初参加ということで若干緊張気味の小林さん&それを温かく見守るかのような女性陣が、原作の印象やポイントなどを語った後、第1話の最速上映に突入した。
第1話は、主人公・仄とヒロイン・綾火を中心とした学園生活と激しいバトルが凝縮されたものに。その後、4名が綾火のものと同じデザインのマントと帽子をまとって再登場。第1話の感想を問われると、「やはり絵がきれい。特に、炎の表現がすごい」(小林さん)、「(綾火の)ナイスバディが動きましたね(笑)」(瀬戸さん)と興奮ぎみに回答。また、茅野さんが「(第1話には)登場しません!(笑)」と語っていた霞が実は一瞬だけ登場していることが判明。これには、茅野さんも驚きの表情を浮かべていた。さらに、アフレコ現場の様子についても言及。女性キャラが多いため、現場には男性がごくわずかで、「最初は肩身が狭かった(笑)」(小林さん)など、本作特有(?)の悩みを吐露する場面もあり、来場者の笑いを誘っていた。
その後、多華宮小町を川澄綾子さんが、ウィークエンドを平野綾さんが務めることなど初解禁となる新情報を続々と発表。エンディングテーマ「ウィッチ☆アクティビティ」は、たんぽぽを含む魔女集団「KMM団」が担当する。終盤には、オープニングを担当する4人組ユニット・fhana(ファナ)が登場し、オープニングテーマ「divine intervention」フルサイズ版を初披露。「原作を読んでいたので、アニメの主題歌を担当することになって嬉しい」とメンバーが語る通り、作品の世界観を巧みに表現したサウンドを響かせ、会場を沸かせた。最後は、キャスト陣が来場者への感謝と作品への応援を呼びかけたのち、年末らしく「よいお年を!」コールで締めくくり、イベントは終了した。
学園ラブコメでありながら、魔女たちによる激しいアクションもたっぷり描かれ、シーンによって多彩な顔を見せる「ウィッチクラフトクラフトワークス」。重層的な世界観の片鱗を感じることができ、これから放送されていく本編にも期待が膨らむ。
なお、BD/DVDは3月26日にリリース開始。BD完全生産限定版には、16P描き下ろしマンガ(※奇数巻のみ)、ドラマCD(※偶数巻のみ)、ショートアニメ、オーディオコメンタリー(各巻収録話のコメンタリー)などが付属する。