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TSUTAYAを運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブが宮崎駿監督作品に関するアンケートの調査結果を発表した。
これは、16~69歳のTカード会員(男女1,251名)を対象にインターネットで実施した「映画に関するアンケート調査」の結果をまとめたもの。調査期間は、2013年9月9日~10日。ちなみに、宮崎駿さんの引退会見が行われたのは9月6日だが、全国の「TSUTAYA」「蔦屋書店」1,402店舗では、前年同時期と比べて宮崎駿監督作品DVDの週間レンタル数が191.1%に上昇したという。
以下調査結果。
・宮崎駿監督の長編映画作品の中で、見たことがある作品は何ですか?(複数回答)
見たことがある人は全体の95.9%。もっとも多かったのは「となりのトトロ」(85.5%)で、「千と千尋の神隠し」(83.4%)、「魔女の宅急便」(78.4%)、「もののけ姫」(77.3%)、「天空の城ラピュタ」(73.8%)が上位に。
・あなたが見た作品の中で、最も好きな作品は何ですか?(単一回答)
男性:20代以下のトップは「となりのトトロ」(11.6%)、30代のトップは「天空の城ラピュタ」(28.3%)、40代のトップは「ルパン三世 カリオストロの城」(32.5%)、50代以上のトップは「千と千尋の神隠し」(13.4%)。全体では、「ルパン三世 カリオストロの城」(17.4%)。
女性:50代以上以外はすべて「となりのトトロ」(20代以下:12.1%、30代:25.0%、40代:19.7%)。となりました。50代以上のトップは男性50代以上と同じく「千と千尋の神隠し」(12.5%)。全体では、「となりのトトロ」(22.5%)。
・それぞれ何回くらい見たことがありますか?(複数回答)
「10回以上」が多く選ばれたのは「天空の城ラピュタ」(23.6%)、「となりのトトロ」(28.2%)、「魔女の宅急便」(19.3%)。「4・5回」が多く選ばれたのは「ルパン三世 カリオストロの城」(21.2%)、「風の谷のナウシカ」(21.0%)。一方、「1回」が多く選ばれたのは「紅の豚」(28.7%)、「もののけ姫」(29.0%)、「千と千尋の神隠し」(25.0%)、「ハウルの動く城」(38.8%)、「崖の上のポニョ」(51.8%)、「風立ちぬ」(92.9%)。
・宮崎駿監督の映画の中で1番好きな作品について、あなたにとってどういったところが好きなのでしょうか?(複数回答 ※視聴数が50以上の作品のみ集計)1位は「ストーリーが素晴らしい」(42.2%)、2 位は「音楽が好き」(29.4%)、3位は「キャラクターが可愛い」(27.3%)、4位は「映像が好き」(21.7%)、5位は「癒される」(20.5%)という結果に。作品ごとの好きな理由を見てみると、「キャラクターが可愛い」がトップとなったのは作品の中に象徴的なキャラクターが登場する「となりのトトロ」(66.1%)や「魔女の宅急便」(51.3%)。また、「ストーリーが素晴らしい」がトップとなったのは、「ルパン三世 カリオストロの城」(43.5%)、「風の谷のナウシカ」(61.5%)、「天空の城ラピュタ」(63.1%)、「紅の豚」(42.3%)、「もののけ姫」(58.1%)、「千と千尋の神隠し」(45.8%)の6作品だった。
・宮崎駿監督の引退発表について、あなたはどう思いますか?
「復帰しそう」という回答は10%にとどまり、過半数が「お疲れさまでした」(53.2%)と回答。また、38.0%が「今までありがとう」という感謝の想いを伝える一方で、「残念」(22.1%)、「寂しい」(17.0%)、「引退しないで欲しい」(15.2%)という引退を惜しむ声も上位に入った。