「超時空要塞マクロス」、ハイビジョン版をTV初放送! 8月3日の先行放送では河森正治監督インタビューも

2013年08月02日 21:130

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名作アニメ「超時空要塞マクロス」のハイビジョン版のTV初放送が8月3日より行われる。

 



これは、マクロス30周年を記念してWOWOWが行う企画。初代作品である「超時空要塞マクロス」の全36話をハイビジョン版でTV初放送するという。放送は、8月3日18:40~の第1話先行無料放送を皮切りに、WOWOWプライムで各日19:00~。

 

8/12(月) 第1話~第6話
8/13(火) 第7話~第10話
8/14(水) 第11話~第15話
8/15(木) 第16話~第21話
8/16(金) 第22話~第27話
9/8(日) 第28話~第36話 ※午後3:30から

 

なお、第1話先行無料放送では河森正治監督へのインタビュー映像も登場する予定で、河森さんは以下のようにコメントしている(※一部抜粋)。



「当時は人生の半分以上、『マクロス』に関わるなんて、夢にも思わなかったですよ(笑)。リマスターなどで何年かに一度、必ず観る機会があるだけに、遠い昔のような気もするし、ついこの間のようでもあり。なんだか不思議な感じですね。いま自分なりに新しいことに挑戦できるようになった原点になった作品ですし、いろんな人に助けてもらってできた作品でもあるので、感慨深いですね」

「美樹本晴彦くんの描いたミンメイが魅力的でしたね。TVアニメで歌手を出して作画するのが、どれだけ大変か分かっていないからこそできたんですね。若気の至りですよ(笑)。ミンメイは好かれもするけど、嫌われてもいいヒロインとして描こうと、ずいぶん話し合いましたね。そのくらいの娘じゃないと、芸能界でやっていけないだろうと。戦闘中に歌うこともずいぶん反発を受けましたが、『愛は流れる』(27話)以後、観ていた人の意見が反転したんです。それは印象的でしたね。主役で声優もやり歌もうたうという初めての経験に、前向きにチャレンジしている飯島真理さんの懸命な姿も印象に残っています」


「今はインターネットが普通になり、コミュニケーションも間接的になっている時代です。その分、ライブコンサートが盛んになるなど、ナマで直接触れたいという要求がもう1回高まっていると思います。アニメーションというバーチャルな媒体に、どうやれば生身の感覚を持ちこめるか。試行錯誤しています。その結果、錬金術的に意味が変わるようなことを起こせれば、白か黒か、つまらない二元論以外の何かができる。そこに人間が加わる意味もあるだろうと思っています」

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関連作品

超時空要塞マクロス

超時空要塞マクロス

放送日: 1982年10月3日~1983年6月26日   制作会社: タツノコプロ
キャスト: 長谷有洋、飯島真理、羽佐間道夫、小原乃梨子、土井美加、神谷明、佐々木るん、鶴ひろみ、深雪さなえ、蟹江栄司、大林隆介
(C) 1982 ビックウエスト

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