味噌豚野郎や汁無し豚野郎にウホッ! 二郎系「野郎ラーメン 神田本店」オープン

2010年04月16日 21:300

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味噌豚野郎や汁無し豚野郎にウホッ! 二郎系「野郎ラーメン 神田本店」オープン予想以上の大反響があった二郎インスパイア系「豚野郎ラーメン」体験レポート。前回お伝えしたのは、御徒町の「重厚煮干中華そば 大ふく屋 上野店」だが、大ふく屋がさらに本気を出してきている。


まず、2月末に、まさかの野郎ラーメン専門店「野郎ラーメン 西川口店」をオープン。"NK流の豚野郎"…なんとも妖しい響きである。そして、その1ヵ月後の3月末には秋葉原からほど近い神田駅前に新店をオープン。しかもこちらは、「野郎ラーメン 神田本店」となっている。

気になるメニューは、基本のしょうゆ系「野郎ラーメン」のほか、みそ系「味噌野郎」「辛味噌野郎」、油そば「汁無し野郎」が新登場。当然、豚マシは、「豚野郎」「(辛)味噌豚野郎」「汁無し豚野郎」である。さらに、「野郎ラーメン」は680円に値下げされており、「二郎インスパイア系からの差別化を図った」(公式サイトより)という、専門店仕様の一杯に進化している模様。


ということで、二郎ファンと女王様ファンは必ずチェックしておきたい新店「野郎ラーメン 神田本店」を、MでもSでもないNのジロリアン(=筆者)ネネさん大好きアキバ総研電脳班Zが体験してきたのでそのレポートをお届けしよう。

※「二郎」および二郎系ラーメンについては以下の記事を参照。
「らーめん大二郎」オープン! 二郎インスパイア系が秋葉原・末広町方面に登場
週刊アキバメシ(秋葉原の食事処情報) 2009年9月第3週号「アキバ周辺(?)の二郎系ラーメン」特集
「影武者」実食レポート! 秋葉原の新たな(?)二郎インスパイア系ラーメン

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「野郎ラーメン 神田本店」店舗外観
のれんには、満足気な中年男性
(っぽいマスコット)
券売機。手書きメニューがなんとも「野郎」っぽい


まず、場所はJR神田駅南口を出てすぐ。つけ麺専門店「油屋製麺 神田本店」の隣である。店の看板はジロリアンの心を落ち着かす、黄色が目立った配色。のれんには、「豚野郎」「味噌豚野郎」「辛味噌野郎」「汁無し野郎」という強烈な口説き文句と何かを悟ったかのような中年男性(っぽいマスコット)が描かれている。

券売機のイチオシメニューは手書きで、「野郎らしい」印象を与えてくれる。また、ラーメン/トッピング類のほか、アルコール(ビール・ホッピー・サワー各種)、おつまみ(から揚げ・メンマ盛・おつまみ豚など)、野郎弁当/女神弁当など、「神田らしい」メニューも取り揃えている。ちなみに、筆者らが訪れたのは平日の13時半頃だったが、すでに数名の行列があった。

列に並んでいると、食券回収のために店員さんが登場。若い男性店員さんであり、無料トッピングの有無を聞かれたのちに、お楽しみ(?)の厨房コールがある。筆者らは「汁無し豚野郎味噌豚野郎入りまーす!」だった。

店内は、お世辞にも広いとはいえないが、スタッフ数名(偶然かもしれないが全員男性だった)が元気に仕事をしており、心地よい活気が感じられた。客席はカウンターのみ7~8席。ほぼすべてが男性客で、肩を寄せ合って「野郎」「豚野郎」を堪能している姿は直系二郎や普通のインスパイア系では味わえない迫力があった。

と、そこで思わぬ展開に。

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無料トッピングは、ニンニクマシ/アブラマシ/カエシマシ/化学調味料マシ/カレースパイスマシ(ヤサイマシは有料)。コショウ・ラー油・酢・カレースパイスなどの卓上装備の近くには「野郎の美味しい食べ方」説明。ポイントは「パンチ汁」


接客担当店員:「2名様、地下へどうぞ~!」


…地下、地下室!? 地下室って、、、、特別なプレイやサービスを望む人のためのVIPルームかなにかなのか? とガクブルする20代男性2人。カウンター席の後ろを抜けると、そこには地下への階段があった。

ビビリながら降りていくとこじんまりとした空間が登場。座敷にテーブルが2つ。冷蔵庫や麺などの材料があるところを見るかぎり、従業員控え室かなにかを流用した団体客向けのテーブル席なのだろう。と、それ以上に驚いたのが、壁一面にある落書き。どうやらこの壁はユーザーの交流ノート的な存在らしく、「誰でも自由に書いてOK」的な説明が入ったマジック各色がおいてあった。

その後、ただならぬドMプレイ(鉄拳制裁?)の気配を感じる卓上装備「パンチ汁」や「野郎の美味しい食べ方」の確認、壁のオタク系書き込みチェック、隣のおじさん2人組の観察などをしつつ、ラーメンが来るのを待つ。今頃地上では、男同士による熱い「野郎」「豚野郎」のやりとりが行われているのだろうなァ~などと妄想を膨らませつつ、待つ。厨房や後続客の様子がわからないだけに、前回のような「放置プレイされちゃってますよね俺?」的な不安が襲ってこないのは非常にありがたい。


はい、汁無し豚野郎味噌豚野郎! お待たせいたしました!

ついに豚野郎が到着。それにしてもこの男性スタッフ、終始さわやか&元気な好青年である。

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味噌豚野郎ニンニク 900円
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汁無し豚野郎ニンニク少し 880円
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豚は2種類


「この豚野郎!!」「やらないか?」「地下室サイコー」など、壁にある特定の落書きがやけに目に入る。イカンイカン、惑わされるな!

…前回は"ドM大歓喜"だったけど、今回は"ウホッ!"で決まりだな。記事タイトルが決定した瞬間である。

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「この豚野郎!!」
「やらないか?」「地下室サイコー」
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しあわせうさぎ&こなた
「働いたら負けかなと思ってる」

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