2012春アニメを振り返る…「アクセル･ワールド」頭ひとつ抜け出す、「ニャル子」健闘するも2番手まで　アキバ総研編集部

「アキバ総研編集部」連載コラム第49回（文：アキバ総研担当Hokuto.K）





WEB配信モノなどを含めて約70本ものタイトルがあった2012春アニメのおさらいをしてみよう。


もちろん今回も、後日明らかになるであろうパッケージ（BD/DVD）の売上枚数ではなく、注目度という観点から振り返ってみたい。


以下は、2012年4月1週～2012年6月4週（全13週）の【週間ランキング】アキバ総研アニメ注目作品トップ10の男性部門/女性部門/総合部門（※）におけるランクイン回数。

※総合部門＝単純に"男性部門+女性部門"という算出方法ではない

まず、1番手は、"電撃文庫 最後の切り札"こと「アクセル･ワールド」（13/6/13）。

男性部門と総合部門において、全13週すべてでトップ10入りという快挙で、頭ひとつ抜け出した。また、女性部門でも6回ほどランクインしており、幅広い層から継続的に支持を集めたと見ることができる。ちなみに、トップ3入りは、男性8回/女性5回/総合8回。

2番手以降は混戦。

放送を重ねるごとに評価が高まっていった「坂道のアポロン」（10/3/10）、OP曲が話題の「這いよれ! ニャル子さん」（9/2/11）、安定の京アニ作品「氷菓」（9/1/11）、初の女性監督ルパン「LUPIN the Third ～峰不二子という女～」（6/6/9）などが挙げられる。「這いよれ! ニャル子さん」は今期のダークホース的な存在で、それ以外は放送開始前の高い期待に応えた形となっている。

このほか、「黒子のバスケ」（0/7/5）と「聖闘士星矢Ω」（3/7/1）は女性部門での登場回数1位を獲得。一方、「シャイニング・ハーツ ～幸せのパン～」（5/0/1）は男性部門で、「ヨルムンガンド」（1/2/8）と「エウレカセブンAO」（1/0/7）は総合部門でのランクインが目立った。

なお、前期や今期のアニメ作品一覧は以下で確認できる。

→アキバ総研 アニメデータベース 「2012春アニメ」タグ
→アキバ総研 アニメデータベース 「2012夏アニメ」タグ

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