週刊アキバメシ（秋葉原の食事処情報）　2011年8月第1週・2週・3週・4週号

600円（通常800円）+無料サービス。8月半ばに裏通りにオープンした、大盛り系スパゲティチェーン。小300g/並400g/大600gいずれも同価格で、2.3kg（！）の大食い用メニューもある。今回はナポリタンにベーコンをのせたものを注文。具はタマネギ、ピーマン、ペパロニスライス、とシンプル。味付けも普通だが、油っこいというか妙にコッテリしている。麺は太めで、ゆで加減はやわからめ。…以上のことから、食べている途中に"飽き"が来やすいが、粉チーズ、旨辛ダレ、タバスコ、マヨネーズといった調味料が卓上にあるため、味変は可能。大盛注文時のボリュームを考えると、コストパフォーマンスは優秀。スープ付き。ただし、オープン間もないためか、設備故障での臨時休業やオーダーミスが多い。8月31日までオープン記念で全品200円引き

750円+無料サービス。「つけめん専門店 一歩」跡地にオープンした、つけ麺/ラーメン/油そば屋。有名ラーメン店「天神屋」の新ブランドで、ラーメンは普通盛150g/中盛200ｇが、つけ麺と油そばは普通盛200g/中盛300gが同価格。今回は、一番自信がある（と思われる）「つけ麺」を注文。つけダレは魚介とんこつ系で、麺は中太麺。具は、メンマ、チャーシューなど。麺は良いが、つけダレは「天神屋」と比べて魚介系の旨みが弱いというか、濃厚さが足りないというか…、"天神屋の劣化版"といった印象。ただ、天神屋 秋葉原店の店主が厨房に立っていたので、いずれ良くなると思う。今度はラーメンと油そばを試してみたい

700円+250円。7月下旬にオープンしたラーメン屋。場所は岩本町駅方面。昭和23年に宮崎で創業～初の東京進出…らしいが、看板の雷々麺は「正直微妙…」という意見が多いので、ごはんバージョンの「雷々飯」を注文。そこに、オムレツをトッピングしてみた。「雷々飯」は、さつま揚げ、豚挽肉、タマネギ、ニラなどが入ったピリ辛のあんかけをライスにかけたもの。あんかけは、しょうゆベースの味付けで、粘り気がかなり強い。すり鉢タイプの平皿のような器で出てくるが、全体のボリュームは少なめ。なお、250円もするオムレツは厚め＆ふわふわで、相性はとても良かった。15時まで小ライス無料（麺注文客のみ）

1,980円。JR秋葉原駅UDX方面改札出てすぐの秋葉原駅前プラザビル8Fにある焼肉屋。昼時も食べ放題をやっている。60分間食べ放題の焼肉は、牛、豚、鶏、野菜、ライス、スープと一通り揃っている。値段を考えると肉質も満足できるレベルで、特に壺付けカルビが良かった。コストパフォーマンスは人によって異なると思うが、肉好きや大食いの人にとっては良好だろう

780円。8月末にオープンした、つけ麺/ラーメン屋。有名ラーメン店「けいすけ」の新店。場所やメニューについては速報記事を参照。今回は、「つけ麺（並盛）」を辛さMAXの「5辛」で注文。

つけダレは、とんこつベースの味噌に黒い香味油やスパイスをあわせたもの。薄めの味噌スープに反して、スパイスの風味が強いため、5辛にすると（ほぼ）中華山椒の味しかしなくなるorz そのため、辛さというよりも中華山椒によるシビれがジワジワとやってくる。中本系を期待すると痛い目を見るが、カラシビ鬼金棒系が好きな人にとってはたまらない一杯となっている。

麺は中太のストレート。具は、メンマ、ネギ、白身魚の竜田揚げ。ちなみに、麺の器の底には水気が溜まるくぼみが、つけダレの器の底には焼き石が仕込まれている。ライス（おかわり自由）、ゆで玉子、漬物が無料サービスで、前述の竜田揚げはライスのおかずとしてもよく合う。卓上装備も豊富でいろいろ楽しめるが、どうしても"イロモノ系"という印象が強い。個人的には、「当分行かなくてもいいけど、最低でもあと1回は絶対に食べてみたい」という感想。大嫌いになるか病みつきになるほどハマるかのどちらか、だろう

780円+無料サービス。昭和通り沿いにあるラーメン屋。人気店「麺屋武蔵」の系列店。以前ご紹介した「ナイス"セイ"！」を無性に聞きたくなったので、1年半ぶりに行ってみた。…のだが、ウザイと評判の湯切りパフォーマンスはあったが、「ナイス"セイ"！」は聞けなかった(´・ω・`)　味については過去ログを参照。「辛味にんにく」「杏子酢」などの卓上装備が増えていた