イヴの時間 劇場版

アニメ映画
開始時期:
2010年冬
上映開始日:
2010年3月6日
制作会社:
スタジオ・リッカ(スタジオ六花)
ジャンル:
SF
スタッフ:
監督:吉浦康裕、脚本:吉野康裕、キャラクターデザイン・作画監督:茶山隆介、演出補佐:安藤信幸/安喰秀一、撮影補佐:長谷川拓哉、3Dモデリング協力:小野修/松本泰史、美術協力:木霊/ホッチカズヒロ/増山修、色彩設計:井上あきこ、動画検査:大谷久美子、動画協力:Code/Wish、仕上げ協力:Wish、音楽:岡田徹、音効:大久保和美、ミキサー:古谷正志/立花康夫/青木正俊、制作担当:真家祐也/安部勇士/池部博也、プロデューサー:長江努

ロボット倫理委員会の影響で、人々はアンドロイドを“家電”として扱う事が社会常識となっていた時代。頭上にあるリング以外は人間と全く変わらない外見により、必要以上にアンドロイドに入れ込む若者が現れた。彼らは“ドリ系”(※Android Holic=アンドロイド精神依存症)と呼ばれ、社会問題とされるほどである。高校生のリクオも幼少の頃からの教育によってアンドロイドを人間視することなく、便利な道具として利用していた。ある時、リクオは自家用アンドロイドのサミィの行動記録に「** Are you enjoying the time of EVE? **」という不審な文字列が含まれている事に気付く。行動記録を頼りに親友のマサキとともにたどり着いた先は、「当店内では、人間とロボットの区別をしません」というルールを掲げる喫茶店「イヴの時間」だった。喫茶店「イヴの時間」にやってきたアンドロイドたちは、この店の独特のルールに従い、皆、一律にリングを外し、人間さながらの行動をしていた。ロボット法に詳しいマサキによれば、それは超ロボット法違反に当たるらしい。そこで知り合った常連客のアキコから、ここへやってくる理由を聞く。アキコにとっては、人間もアンドロイドも、皆、家族だという。ところが、どんなに見た目がそっくりでも中身は全然違う。だからこそ、よくこう思うようにしているのだとか。「『あなたは私をどう思っているの?』って。それが、ここにいる理由」と。アンドロイドも家族だからこそ、もっとわかってあげたいというアキコの言葉を聞き、リクオの心は揺れ動く……。

満足度4.00
ストーリー
4.00
オリジナリティ
4.00
作画
4.50
演出
3.50
キャラクター
4.00
声優
4.00
音楽
3.00
3.50
キャスト

※本コンテンツはアキバ総研が制作した独自コンテンツです。また本コンテンツでは掲載するECサイト等から購入実績などに基づいて手数料をいただくことがあります。

関連ニュース

GWに観て欲しい!アキバ総研編集部オススメアニメ映画10選

GWに観て欲しい!アキバ総研編集部オススメアニメ映画10選 2019-04-27

空前の10日という長期連休となる2019年のゴールデンウィーク。この機会に、今まで見そびれていたアニメ、もう一度じっくり見直したい劇場用アニメをチェックしよう!というわけで、アキバ総研的オススメの... >>続きを見る

ヒトコト (1)

  • くじら1号

    24日にニコニコで上映会やるんですね。http://live.nicovideo.jp/watch/lv74475751。雰囲気の好きなアニメだったので、続編とか期待してしてるのですが、作ってくれないですかね。最終回も、微妙に続きがありそうな終わり方でしたし。

    くじら1号 2011-12-20 13:16:48

評価レビュー(2)

  • YOU44

    4.0人間とアンドロイドの関係性

    元森喜朗五輪組織委員長の女性差別発言以来日本のジェンダー問題は新しい局面になったと思う。先日知人女性に、最近読んだ斎藤環の「関係する女 所有する男」の話をしよとしたら拒否反応があった。興味深い内容だったので、女性の立場か...>>続きを見る

    YOU44 2021-03-27 06:29:59 コメント(0) いいね(0)
  • 水素

    4.0コーヒーが飲みたくなるアニメ

    近未来の人間とロボットのお話。感動的でとても落ち着くまったりとした作品。人間のリクオと、リクオの家の家政婦ロボ・サミィを中心に語られる物語。心という物、感情という物にスポットを当て、人とロボとの関わりを描いた作品。絵もき...>>続きを見る

    水素 2014-08-09 06:39:09 コメント(0) いいね(0)

作品詳細

原作/原案 原作:吉野康裕 制作国 日本
主題歌 【ED】Kalafina「I have a dream」
公式サイト http://timeofeve.com/